大変心苦しいですが、夜間、時間外の診療は受け付けておりません。なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。

動きやすく、衛生的な空間で、一般的な去勢・避妊手術から高度な整形外科手術まで幅広く実施しています。

設備紹介

動物たちの命を救う、動きやすく、衛生的な空間

一般的な去勢、避妊手術から高度な整形外科手術まで幅広く実施しています。
生体情報モニター・麻酔器・人工呼吸器等の設置により、より安全な麻酔管理を行っております。

機器紹介

動物用生体情報モニター

フクダエム・イー工業社製のこのモニターでは、
心電図/終末呼気炭酸ガス濃度/動脈血酸素飽和度(SpO2)/呼吸数/麻酔ガス濃度/血圧/体温
が測定でき、容態が変化しやすい麻酔手術中や手術後の回復期を中心に絶えず患者さまの安全を確認しております。

動物用麻酔器 アニセラc-15

これは、気化器と空気供給装置アニセラ.st及び下記の人工呼吸器ピブレスとの組み合わせにより、完璧な動物麻酔管理を実現できる機器です。最新の動物麻酔管理に適合し、供給ガスは医療用酸素及び空気を採用しています。視認性のよい流量計によりガス流量の微細な設定を容易に行うことができます。
ポップオフバルブ及び過圧安全弁により呼吸回路内の過剰圧による肺損傷から動物たちを守ります。

動物用人工呼吸器 ピブレス

この機器は、換気モードが複数から選択でき、多彩な呼吸管理を実現します。どんな麻酔器にも容易に接続可能で、循環式から開放式呼吸回路まで対応します。コンパクトながら、高い機能性、安全性、操作性を凝縮した一台です。

動物用内視鏡システム VES3 Helen

動物たちが誤って異物を摂取してしまった場合に、開腹(お腹を切る)手術をすることなく処置が可能となり、治療の選択肢が広がっています。
また、嘔吐や下痢といった消化器症状に対する精密検査や、高齢化に伴い増加傾向にある腫瘍性疾患の早期発見・早期治療が可能です。

新世代半導体レーザー DVL-20

2015年秋より半導体レーザー(DVL-20:飛鳥メディカル社製)を導入しています。
レーザーの出力や照射する方法を選ぶことで出血や痛みの少ないレーザーメスとしての外科的な使用から、動物たちにやさしい関節炎やケガの痛みの緩和・回復促進まで様々な効果が得られます。
また、無麻酔・局所麻酔を併用したイボの切除や、切除できない場所や年齢的要因によって諦めていた腫瘍に対しての最新の治療選択肢の一つとなります。

獣医療におけるレーザー治療領域

さらに、眼科、歯科、整形外科(椎間板ヘルニア等)領域への応用など、一台で多岐にわたる用途が実現可能です。特に腫瘍科領域では、大学病院等の特別な施設でしか実施できない放射線療法の代替療法として、県内では治療不可能な諦めざるを得なかった症例に対しても適応できるようになります。
図は日本レーザー獣医学研究会さまサイトより引用

マイクロ波メス アクロサージ

2020年7月よりマイクロ波メス アクロサージ(Acrosurg./日機装社製)を導入いたしました。
マイクロ波とは、電子レンジなどでも利用されている2.45GHz帯の電磁波です。マイクロ波を照射すると組織中の水分子に作用し、活性化した分子運動によって組織そのものが熱くなるため、組織を焦がす心配がなく、周辺の損傷範囲も最小限に抑えられます。これによって手術後の創傷治癒が早まることが期待されます。
また、ハサミ型の「Acrosurg.」一つで、皮膚組織の切離から組織・癒着の剥離、臓器・組織の切離・止血、脈管切断・封止まで一貫して作業することができます。そのため、手術器具を持ち替える回数が減り、出血も最小限に、麻酔時間も短縮され、体に縫合糸をなるべく残さない手術をより安全に行うことが可能となり、動物たちへの負担が軽減できるようになりました。

アクロサージの対応可能範囲


日機装株式会社Webサイトより引用

アクロサージの機能一覧


M&T社Webサイトより引用